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DTCP-IP [VGC-RM55D]

RM シリーズでやりたかったことは、ホームネットワーク構築であった。特に DTCP-IP によるデジタル録画の配信が中心である。

Sink 側(クライアント)のソフトとしては Vaio Media Plus 2.0 がもっともよいと思っていた。ところが VGC-RM*5 以前にはなく、VGC-RM*5 でも Ver 1.1 ないし Ver 1.4 となっていた。Ver 1.3 が AV アンプに付属していたことから、ひょっとして簡単に手に入るかもしれないということで US のサイトをみると、 VAIO Media Plus Components Ver 2.0 が upgrade として入手できた。uniextract で展開して setup をおこなった。

 (1) VAIO Media plus 2.0.0.07280
 (2) VAIO Media plus Extensions 2.0.0.06120
 (3) VAIO Media plus デジタル放送プラグイン 4.0.0.31010

問題は DTCP-IP は、日本固有のものである。これも、国内の VAIO のソフトウェアサポートセンタから「デジタル放送プラグイン Ver.4.0」として入手できた。 Upgrade というのは、実質的にフルセットになっているようである。

  > setup /z-uninstall

こうすることで、一見すると uninstall であるが、きっちり Install 処理が実行された。これは、自作 PC でも動作確認がとれている。 Vista 64bit だけは、実行形式の互換性で起動できなかった。Windows 7 64bit は問題なかった。

Source 側であるが、リアルタイムで 5.1ch ということで PIX-DT012 は、はずせない。ところが VGC-RM55D には DTCP-IP の配信機能がない。これも VGC-RM53D から、以下のものをインストールすることで配信が可能となった。

 (1) VAIO Media Integrated Server 6.*
 (2) Digital Broadcast Contents Importer 2.0
 (3) DTCP-IP
 (4) SonyEdcS.dat (windows\system32\drivers\)
  (5) VAIO Entertainment Platform

ここで、ポイントは (4) で、これはコピーするだけでよかった。

念のため PIX-DT012 のドライバ単独で Pixela のホームページから、最新版をダウンロードしていれておいた。これで RM53D (WOWOW)、RM55D (Star Channel) のDTCP-IP 配信が可能となった。

010.png 

録画が完了すると Importer が自動的に DB に登録するようである。 HDD の増設も自動追従してくれるようである。しかし、テレビ視聴中・録画中は DTCP-IP の配信はできない。それからサラウンドの配信ができないので 2.1 ch ダウンミックスとなる。だが、センタスピーカ分は削られているような気がする。5.1ch MPEG-2 AAC 出力のできるパソコンは、本当に限られてしまい、残念である。

011.png

Pixela + DiXiM は 5.1 ch で DTCP-IP 配信できるようだが、リアルタイム視聴で 5.1ch ができないので、これも選択肢からはずれてしまった。RM94S は WMC で CS 放送がメインでニュースやドキュメンタリを視るので 5.1ch は、必要なかった。

【追記】
Vaio Media Plus 2.1 がリリースされた。 Media Gallery 1.2 に付属しており、アーキテクチャが多少変わっている。11月11日頃の http://rm95s.blog.so-net.ne.jp/ ブログを参照。


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