VGC-RM94S (14)

RM94US(QX9650) チューナなしがヤフオクで 20万円で落札された。これはちょっと驚きである。個人的には 10万円以下ならとは思っていたが、せいぜい 15万円ぐらいかと思っていた。やはり、需要があるのだろう。性能的には Q9550 とそれほど変わるとは思わないが、QX9650 の知名度なのだろうか。個人的には、チューナなしがポイントではある。

CPU単体なら、現在は 3万円後半の QX9650 であるが 一時的にせよ 15万円の値を付けたものが、そこにあるという誘惑なのだろうか。 RM95Sチューナあり と QX9650(C1) を別々に購入して換装した場合と生まれながらの RM94US (QX9650) と、どこが違うのだろうか。自分自身も RM55D に QX9650(C1) をつければ 15万は切るはずだが、イマイチ踏み切れない。こういう消費者心理を、学者さんは何と呼ぶのだろうか。

Sun Ultra24 (QX9650) でも 16万程度（海外では 10万円以下）なので、日本人は 何がしか QX9650 の付加価値を見ているのだろうか。布切れが、数万円の衣装に化けるのと同じなのだろうか。Ultra24 の場合、 Sun+Oracle のロゴなしという付加価値があるにはある。RMシリーズも Sony 最後のデスクトップという付加価値がつき始めたのかもしれない。

それにしても RM95S(QX9650) チューナなしは、でてこない。ヤフオクの過去にもなかった。いったい、いくらの値がつくのだろうか。