NWS-1750 [VGC-RM95S]
SONY の TV が見れて横置き型 PC について振り返ってみる。1984年頃だろうか、渋谷の道元坂 J&P で SMC-70G が中古で 21万円で展示されていた。とても新入社員が手を出すことはできないものだった。仕事では Intel MDS Series III を使っていたのだが、この SMC-70G は、別世界のものに見えた。横から見ると、かなりの高さがあり、コネクタも豊富で、本当に欲しいと思った最初のパソコンであった。よく見ると、これもツインドライブになっている。
そのあとしばらくして、仕事で SONY NWS-1750 を使うようになった。 Memory は 8MB で 4.2BSD か 4.3BSD が動いていたと思う。X-Window System 上で TV が見えたと記憶している。(NWS-1750 のよい画像があれば提供願いたい)
80年代の Sun Microsystems (現 Oracle) は、本当に輝いていた。なぜか RM のアクセスユニットが、この頃の Sun のワークステーションに見えてしまう。ちょっと、奥行が足りないのだが。なにか NWS-1750 の上に Sun の WS が合体したように見えたのは、私だけだけだろうか。その後、4.3BSD の流れで 386BSD を、自作 PC にいれて仕事で使うようになった。Linux が安定すると HP の Server 機での開発が主になった。386BSD から派生した FreeBSD は MacOS となり生き残っている。
Windows も 1.0 のときから、なぜか使っていた。 1.0 は Tiled 型で不便だったが 2.0 からBacking Store ができるようになったと記憶している。3.0 で普及しはじめ 4.0 から Workstation にかわる存在となっていった。しかし、100万円前後の グラボを使うユーザは、なぜか PC は使わなかった。横置き最終モデル VGC-RM95S (QX9650 + FX 1800) は、こうした記憶を集約する存在なのかもしれない。なぜか、満足感がある。これが、所有する喜びなのだろうか。
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