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第5ラウンド(ファイナル) [VGC-RM51D]

この時期必ずマシントラブルが発生するが、ついに RM51D が再び火を噴いた。Sony に修理を出して、3年きっかりで病が再発した。電源を入れるとピーポーピーポーと鳴いて起動しない。長男にはこの日の為に用意しておいた RM95S (Quadro FX 1800) を渡すことになった。

壊れた RM51D の HDD を RM53D にもっていき、チップセットのドライバが合えばうまく起動できると思った。案の定、起動まではうまくいったがログインすると BSOD となる。エラーコードは 0x0000000A で、発生場所は ntkrnlpa.exe である。部品取り確定となった。

壊れた RM51D の B-Cas カードスロットをはずして RM95S に取り付けた。まるでパズルのような構造になっていた。どうやってはずすかであるが、プラスチックの部分が筐体にひっかけるようになっているので、そこを軽く押すと簡単にはずれるようになっていた。

メモリーやグラボをはずし、念のため CMOS もはずして放置しておいた。ntkrnpa.exe はメモリー関連の障害という仮説のもとに 2GBにして電源をいれてみた。すると部品取りの RM53D と同じで、なんと復活してしまった。HDD をいれて起動するとちゃんと起動するではないか。

なんらかの理由で CMOS にエラーが書き込まれ、それがもとで起動できなくなってしまったのではないだろうか。それがクリアないし放電されると、何事もなかったように起動する。しかし 第4ラウンドまでは、この誘惑と罠に、はめられたのであった。

いずれにしても チップセット P965 のマシンとは、おさらばである。再び、ジャンクの P35 VAIO R Master を狙うことにする。復活すれば格安の物件となるからだ。いつのまにか8台になっていたがジャンク扱いは数万円の物件である。
 

RM95S

自分用

中古並品

Quadro FX 1800

RM94S

家内用

中古良品

Quadro FX 1700

RM95S-2

長男用

中古並品

Quadro FX 1800

RM55D

スターチャンネル

アウトレット

Quadro FX 1700

RM53D

WOWOW

中古並品

Geforce 8500GT

RM94S-2

ストレージサーバ

ジャンク品復活

Geforce 8500GT

RM53D-2

お試し作業用

ジャンク品復活

Geforce 8400GS

RM95US

DCS 760 作業用

ジャンク品復活

Geforce 8500GT

 

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第4ラウンド [VGC-RM51D]

第4ラウンドは、ハードの問題だと思い始めた時期である。

ようやく、ハードがおかしいと思い始めたのだが、マザーボードとは思わすメモリーやアクセス
ユニットを疑い始めた。まずメモリーを 667 から 800 のUMAX 4x1GB 取り換えた。不思議と半日ぐらい安定するようになった。CMOS 用ボタン電池も国産の新品にとりかえてみた。

今から思うと、恥ずかしいような処置であるが、RM51D のアクセスユニットを RM55D につけると、認識しない。これを理由に バスがおかしいと思い込んでしまった。実際は Chip Set が違うからであるのだが。

マザーボード上の、電源周りのケーブルをすべてはずし、接点を掃除し再度つなげてもみた。拡張ボーもはずして、コネクタのほこりもすべて除去した。このとき RM51D と RM55D で StationTV のボードの位置が変更されていることに気がついた。位置をかえても同じであった。

ステップバイステップで、完璧なインストールを試みた。 10回以上のリカバリをやっているので、レジストリも各アプリの挙動も完璧に近いものができた日があった。確かに、1週間ぐらい正常に動作していた。ところが、勝手に再起動が頻発するようになり、最終的に BIOS の画面で、勝手に再起動するまでになり、もう降参するしかなくなった。

ついに、2度と再起動することはなくなった。サポートセンタに電話したとき、あれこれやってみてくださいという問いに、半年間すべてをやりましたと訴えた。ついに VAIO カルテに症状を書いて、修理にだすことになった。修理内容は、マザーボードの交換であった。修理処置内容に明記されていたが、ケーブルをつなげかえる時に折ってしまったマザーボードの爪が直っていたので、確かに交換したのだとわかった。

修理から帰ってきた時、すぐに長男にゆだねた。その後、再起動病が発生することはなかった。購入して約一年の2009年3月になっていた。

修理にだす直前に Gateway FX6800-03j を Joshin で購入した。i7 920 で DDR3 で 6GB ということで、何のトラブルもなく使えた。逆に、ちょっとマルチメディ系をやろうとすると VAIO ではあたりまえで使えていたものがなく、何か空虚な感じがしだいにつよくなっていった。そうして、ここまで苦しめてきた Type R master の最高スペックのものを、もう一度使ってみたいと思うようになたのである。


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第3ラウンド [VGC-RM51D]

第3ラウンドは、デバイスドライバとの格闘である。とどめは BIOS にまで手をだしてしまった。
VAIO には SONY の拡張BIOS ないし共通 BIOS 機能があることが、この時期の格闘でわかってきた。

動作が不安定なのは、デバイスドライバが悪いと思い込んでしまった。 US の Sony や EU の Sony から RM シリーズのデバイスドライバのみならず Note PC のものを勝手にダウンロードしてどうなるか試してみた。(よい子はマネをしないようにしてください)。Sony Note PC でのトラブル回避策は、たくさん見かけるので大変参考になった。たとえば BIOS アップグレード後の処理として

 (1) SxBIOS
 (2) SonyUtilities
 (3) Sony NoteBook Control
 (4) プログラマブル I/Oドライバー

の手順で直接インストールすることもやってみたりした。このときの経験から 国内用ソフトと国際用ソフトの違いなどが勉強でき Vaio Media Plus 2.0 のRM55D へのインストールや DTCP-IP 配信の実現に成功することになる。

USA は1機種のみで EU は2種類(いわゆる前期型、後期型)の発売となっていた。

US Version
  VGC-RM1  <-- RM50 相当

EU Version
  VGC-RM1N P965  <-- RM52 以前
  VGC-RM2U P35   <-- RM53 以降

RM51D(前期型)にかかわらず VGC-RM2U のドライバやソフトを片っ端からいれてみたが、時折安定するので大いなる勘違いが、ますますエスカレートしてしまった。

この時期はもう末期症状で Internet Explorer を使っている時でも、勝手に再起動がかかってしまうまで症状は悪化していた。

 


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第2ラウンド [VGC-RM51D]

RM51D 第2ラウンドは、レジストリの掃除編となる。

StationTV Digital の起動には3種類ある。家電的な使い方としては (3) を家族には推奨して
いた。

 (1) 直接起動(リモコンのショートカット)
 (2) VAIO ランチャ
 (3) Windows Media Center

StationTV の再インストールを繰り返すうちに Media Center から選択できなくなってしまった。
ハード障害のあるときに、正常なインストールを期待する方がおかしいのだが、きっとゴミが
悪さをしていると思い込んでしまった。Media Center のレジストリをひたすら探すと、結構複雑な
リンク構造になっていた。ここで問題なのは、オリジナルがどうであったかまったくわからない状態
なので OS インストール直後と VAIO のソフトをいれた直後を比較しながら、手動で登録削除を
おこなうという暴挙を繰り返していた。

また、リモコンからの Sleep のかわりに Media Center の終了オプションで Sleep にしたりと
考えられる Sleep への移行を日替わりで試してみた。また、夜間は電源プラグを抜いた状態で自然放電リセットもやってみた。

毎朝 BIOS 画面で load default value をやったり、週末はひたすらレジストリの掃除をしたり
尋常な家電ではないことが、家族の視線にもあらわれはじめた。疲れ果てた日曜日の深夜に
たまたま Joshin Web を見ていたら在庫処分で RM55D が、相当安くなっていた。数々の思いを
背負って、気がついたらポチっていた。

RM55D が届くと、不安定な RM51D と取りかえ、手慣れた手順でインストールをおこなった。CPU
が Q9300 になったこともあり、若干サクサク感があった。普通に、家電的な使い方ができるように
なった。国境の長いトンネルを抜けた思いであった。とりあえあず Windows Media Center の
レジストリをバックアップをとり、これまでの作業と比較してみた。ダミーのレジストリ登録で
間接参照したりしているのがわかった。

格闘は、ここで終わらなかった。RM51D は家族用家電から個人の趣味用になり、第3ラウンドの
火ぶたが切っておとされた。


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第1ラウンド [VGC-RM51D]

RM95S を修理にだしたので、RM51D の思い出を書いてみる。RM51D は、引っ越しの記念に Outlet で購入し、リビングのテレビとして朝夕つけぱなしの状態にあった。アナログとデジタルの3系統で、録画をおこなっていた。アナログは Windows Media Center の外部入力を使うのだが、赤外線機器がないといっておこられるので SONY 純正以外の赤外線リモコンと受信側を購入することで問題を解決した。外部入力でスカパー!光のチューナを使っていたのである。現在は、パススルーで e2 が見えるようになっている。問題なく動作し、夏場を乗り切ったかに思えた。

購入したのが4月で問題が発生し始めたのが9月だった。結局、マザーボードの交換が
翌年の3月だったので、約半年間の正常動作と、約半年間の異常との戦いの火ぶたが切って
落とされた。

はじまりは、スリープからの復帰のときに FAN の回転数が高回転のまま、いつまでたっても
下がらないことだった。通常は、ブーンという一時的なものであった。その他に、特に不具合
はみられなかった。

それから一カ月くらいたったときに "Previous shutdown due to thermal event" なる
ブルースクリーンがでた。アップデートで治るかと思い、適用を見合わせていた VISTA
SP1 をいれてみた。今から考えると、ハード的に不安定な状態でこのような負荷をかける
ことは、かえってマイナスの要因になるのだが「泥沼の戦い」は、ここから始まった。

SP1 をいれて、1週間ぐらい落ち着いていたが、例の FAN の高回転は治らなかった。
そこで、BIOS 画面で load default value をおこなうと、なぜか回転数がもとに
戻ったので、これを毎朝おこなった。こうした、ちょっとした工夫で治ったかに見えるのが
つぎの一手を考えてしまう原動力となるが、根本的な解決にはいたっていないことに気が
つかないものである。

一か月ぐらいたつと、テレビを見ている途中で FAN がいきなり高回転するようになった。この時期はSleep からの復帰中に アクセスユニット側の電源ランプが切れるようになった。メモリーモジュールの位置をかえてみたり、CPU グリスの塗り直しもこの時期におこなってみた。

どうみても BIOS の温度は 40度前後で 温度異常ではないと思ってはいたのだが。kakaku.com
の P965 マザーボードの場合、電源 ON で、一旦電源が切れるのが仕様だという意見もあり
もう、何が何だか分からなくなってきていた。

意を決して、リカバリをすることにした。デジタルとアナログの双方で録画したものを
バックアップするのが面倒だったので、2度と見れなくなってしまった。ほぼ、丸一日
の作業となってしまった。初期状態の場合は、実に安定していた。これは、ディスクの
先頭部分だけをつかっているので、アクセスが安定していたからだと思う。


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VGC-RM94S (16) [VGC-RM51D]

メガネを 15年ぶり(20年ぶり?)に買い替えたが、どうも鼻に違和感があり、シリコンパッドに交換したが、改善されなかった。ネットで調べると、曲面タイプやサドルタイプ(TWIN) があることがわかった。値段も安いので、購入して比較してみた。

 (1) ノーブラ FLAT シリコン (314円)
 (2) 999.9 用 曲面 シリコン (420円)
 (3) SWANS 用 TWIN シリコン (682円)

(1) の FLAT は、鼻のどこかにひっかかりができて長時間の使用で赤みやへこみができてしまう。
(3) の TWIN は、もともと色つきサングラスのものなので、通常メガネでは見た目に違和感があり、フレームの位置が微妙に合わなくなる。(2) の 曲面シリコンは、すばらしい。フィット感も申し分なし。以下に注意点をメモります。

本来の フォーナインズ(999.9) のフレームではノーズパッドの取付は顔の前面からクリングスに取り付けるようになっている。このため、フツーのフレームでは曲面の出っ張りからねじ込むことになる。しかし、シリコンパッドに適度の弾力があるので、少々めくりながらねじ込むことができる。最初、取付やすさから逆に取り付けてみた。違和感はなかったのだが、パッドの蝶芯にある「亀さん」が下向きになって可哀そうなので、正規の向きにした。

これは、お勧めである。販売店の説明では、すべてのユーザに曲面がよいとは限らないとしているので FLAT で違和感のある方は、やってみる価値はあると思う。私は、強度近視なので、ノーブランドの強度近視用フレームを使っている。999.9 や「ウスカルブランド」は、イマイチなので、このノーズパッドのフィット感は、自分自身への大発見であった。RM94S との共通点は、この「亀さん」です。


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Radio France International [VGC-RM51D]

インターネットが普及する前の情報収集といえば 短波放送であった。 特に Radio Frnace International (RFI) は至高の情報源であった。1970年代終わりから 1980年代初めにかけて BCL ブームもありよく聞いていた。日本では正午付近に、ローカルラジオよりはっきり聞こえる日もあった。

RFI の番組と番組の間で、とてもテンポのよいフランスらしいテーマ曲が流れていた。
その小節の区切りに

 "Vous etes a l'ecoute de Radio France International"
 "Vous ecoutez La Radio France International"

という、アナウンスが絶妙のタイミングで聞こえていた。

それから 30年の時を経て、その曲が アルゼンチンの Bebu Silvetti の "Spring Rain" だとわかった。しかも 1977年の曲だという。少なくとも 1979 -- 1983 まで RFI の聞いていたので、その間ずっとこの曲が使われていたと思う。

アルゼンチンはスペイン語圏だからフランスに近いのかもしれないが、このリズムは春の訪れのワクワク感と、冬の終わりのどことなく物悲しい雰囲気に満ちているので、間違いなくフランス的だと思っていた。2007年ごろ「電気グループ」が "Shangri-La" という曲で、サンプリングしたのをラジオで聞いた時は、オリジナルとは別の世界だと、ボーカルをマスクして聞いていた。

"Voice Of America" (VOA) は、どちらかというと一方的な情報が多かったのに対し RFI は ディベートが多く、マイクロプロセッサの普及が、社会に与えるインパクトを知る上で多角的に浮き彫りにしていたと思う。特に クルマに関しては、いまの家電芸人並みの、盛り上がりであった。

コンピュータ関連は、辞書にもでてこない単語が、どんどん出てきて、ある意味楽しかったのを覚えている。

 ハードウェア --> physicier
 ソフトウェア --> logicier
 プロセッサ --> microordinateur
 パソコン --> ordinateur personnel

最近はフランスの技術者も、テクニカルな問題では 「フランス語は忘れた」というぐらい英語でしか喋らなくなったと思う。それでも、フランス伝統の解析学の手法が、ソフトウェアの世界でも匂うような気がする。

そういえば 1982 年のワールドカップは RFI で聞いていた。ラジオのサッカー中継は大変だと思うが、ボールの位置ではなく、プラティニが今どこにいるかを随時アナウンスしていたと思う。西ドイツとの引き分けの試合は、あまりのスピードで、ほとんど聞き取れなかったのを覚えている。


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