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Windows Embedded POSReady 2009 [VGC-RM53D]

VGC-RM53D に "Windows Embedded POSReady 2009" をインストールしてみた。ベースは Windows XP SP3 となっているので、比較的簡単にインストールできると思っていた。意外に手こずったので記録しておく。

(1) iso 形式をダウンロードし 700MB の CD-R に記録可能である
(2) このインストールディスクで、起動時に Return キーを押してブートさせる

標準ではディスクを認識できないので、ドライバを探すことになる。RM53Dの標準の 7.5 でもダメだった。今回は 10.5.0.1007 でやってみた。

(3) 起動時のプログレスバーの先頭で F6 キーを押すと、ドライバ読み込み状態となる。ここで RAID 構成をしていなくても、ICH9R の RAID 用のドライバを選択する。
(4) 会話型で順次入力をおこなうが、ネットワークドライバはインストール後に導入することになる

ここで落とし穴が待っている。サードパーティのドライバを読み込むステップをスキップすると、最初の再起動で BSOD となる。原因は、ICH9R のドライバが保存されていない。

(5) サードパーティ製ドライバの読み込み(保存という意味)を必ずおこなう
(6) この後、ひたすら再起動を見守ることになる

デスクトップの XP SP3 がベースといっても、完全にうまくいくとは限らない

(7) グラボを Nvidia 620 にしているが、最新のグラフィクスドライバが .NET を必要としている。しかも 3D 関連で落ちる。ドライバ本体はインストールできた
(8) RM53D の SigmaTel のドライバはインストールできず、AR2_Drivers の audio driver の WDM だけ読み込ませるとうまく認識できた。

起動後の Task Manager を見て驚いた。インストール直後は 200MB をわずかに下回る程度なので、1GB のメモリでも十分に動作できる。最後に現時点での問題点をあげておく。

(a) Security Essential はインストールできない。とりあえず EMET 4.1 をいれてみた
(b) IE はもうダメなので Google Chrome をいれてみたが、Flash Player が動かない

まあ、動かないからこそ楽しめるので、細く長くやっていきたい。


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