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3代目ライフ Lタイプ [ハードウェア]

親父が最初に買った4輪のクルマは、初代 Honda N360。色は白だった。毎朝のエンジン始動が、小学2年生の日課だった。クラッチを切り、チョークなるものを引っ張って、タイミングをみてアクセルを踏み込む。子供ながら、エンジンと向き合った時間が楽しかった。冬場は、特に難しかった。

自分自身に子供が産まれるまでマニュアル車に乗っていた。子供が2人になって、初代 Odyssey を購入した。オートマだったがOdysseyを 3台乗り継いだ。3代目には「パドルシフトもどき」なるものがついていたが、最初のうちは使ってみたが、マニュアル車の感覚が体に染みついているので「オモチャ」としか思えなかった。

3人の子供も大きくなり N-ONE の発売開始と同時に購入した。だが N360 をモチーフにしていると言いながら、まったく別物であった。クルマないしエンジンと向き合う楽しさがないのである。乗馬を楽しむのと同じで、馬と一体になる感覚である。次第に Honda のマニュアルの軽自動車に乗ってみたいと思うようになり、時間を見て中古車を調べるようになっていった。

3代目ライフが、一般的軽乗用車で「ホンダ最後の5速MT」となっていることがわかった。厳しい条件かもしれないが、見つかればボロボロでも買うつもりであった。

(1) 5MT
とにかくクラッチ操作は自己責任でやりたい。

(2) タコメータ
ほとんどがタコメータがついていない。最上位グレードのみタコメータがついている。

(3) 1DIN
スマホが普及した時点で2DINのメリットはない。敢えて1DIN とした。後期型の2DINモデルは、ダッシュボードが上に迫り上がり気に入らない。

(4) ハーフシェード
最上位グレードでないものは、ハンドル右側の紫外線による日焼けがひどい。更に Odyssey でハーフシェードに慣れていたので、これらを条件にいれると 2000年5月から2001年5月までの Lタイプのみということになる。

私は、初期型を除外した前期型のみをピンポイントでチェックすることにした。

 初期型: 縄文式マスク、ハーフシェードがない、ルーフレールは余計 (T type)
 前期期: 縄文式マスク、ハーフシェード、紫外線カット、1DIN (L type)
 後期型: 弥生式マスク、2DIN、丸型エアコン操作は駄目

(5) 4WD
4WDを条件にいれたのは、リアのサスペンションがド・ディオン式であること。それに大雨・大雪が関東でも起こるようになったので、最低限4輪で踏ん張るメリットが大きい。N360で、凍結路面で何度か怖い瞬間を経験していた。

(6) ABS
軽自動車4WDでABSはいるのか疑問であるし、10Kg のオーバヘッドは大きい。ダブルクラッチおよびヒール&トウの練習・実践をするには邪魔となる。

(7) 圧縮比
前期型の 10 から後期型は 10.5 に引き上げられている。わずか 5% であるが、バルブの耐久性に問題があるとの指摘がある。
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